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天草市指定文化財
志安橋
指定年月日 平成5年3月22日
志安橋は、亀場から枦宇土への往還道で亀川の支流「宇土川」に架かる石橋である。橋の形式は、緩やかなアーチを描く太鼓型の眼鏡橋で、長さ8.8m、径間7.1m、幅3mであり、天草に残る石橋の中では小規模ながら、痛みも少なく、保存状態はよい。石材は砂岩であり、地元天草の意志を使ったものと思われる。
架橋の発起人等は不明だが、架橋年代は「明治十五年暮秋」、石工は「大塚光治、横山為吉、大塚芳太郎、同要太郎、同孫市」という事がわかる。
平成23年1月 天草市教育委員会 |