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 アマクサミツバツツジ

 
 アマクサミツバツツジ
 カタカナ表記だが、漢字で書くと、天草三葉躑躅だろう。
 ミツバツツジは、
ミツバツツジ(三葉躑躅Rhododendron dilatatum)はツツジ科ツツジ属の落葉低木。また、近縁のミツバツツジ類の総称でもある。関東地方から近畿地方東部の太平洋側に分布し、主にやせた尾根や岩場、里山の雑木林などに生育する。他のミツバツツジ類の多くは雄しべが10 本なのに対し、本種は5 本であることが大きな特徴。古くから庭木としても植えられるが、盗掘の影響もあるせいか野生の個体数は決して多くない。ミツバツツジ類は、4-5 月頃に咲く紅紫色の花が美しい。花が終わってから葉が出てくる。枝先に三枚の葉がつくことからこの名がついた。
     〈wikipedia〉

 と、広く分布しているようだ。
 品種も多い。
 その一つが、アマクサミツバツツジ。
 アマクサミツバツツジは上天草市にしか自生していない、レッドデータで絶滅危惧Ⅰ類に分類されている、貴重な花木である。
 このアマクサミツバツツジが、今上天草市姫戸町の白岳キャンプ場の山中に、咲いている。
 薄紫の花だ。
 ただし、この一帯に咲いているツツジが、アマクサミツバツツジかというとそうではない。
 この地域には、1万2千本ほどのツツジがあるが、本物は50~60本ほどしかないという。
 この本物のアマクサミツバツツジを見つけるのはなかなか至難だ。
 筆者は、2019年4月22日にここを訪れ、探した結果、数本しか見つけられなかった。
 本物のアマクサミツバツツジは、花が1輪しか咲かないという。
 それを頼りに丹念に探した結果、写真のように数本見つけたという次第。多分本物に違いないだろう。
 絶滅危惧種の為、そっといたわり眺めるだけに。

 
 
 
 (お断り)当ページに2013年にアップしていたミツバツツジは、誤りであったことをお詫びします。