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夏目漱石天草来島記念碑 天草市船之尾町 | |||
天草の後ろに寒き入日かな |
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文豪・夏目漱石は、明治29年(1896)、第五高等学校の講師として熊本に来た。 明治33年に文部省より英国留学を命じられるまで、約4年間いたが、その間のエピソードには事欠かない。 それらを列記してみよう。 ◆ 6回の転居 ◆ 長女筆子が生れる ◆ 親友(俳句の師)正岡子規が亡くなる ◆ 鏡子夫人が坪井川へ入水自殺未遂事件 ◆ 山川信次郎と小天温泉へ行く。「草枕」の素材となる ◆ 山川信次郎と阿蘇山に登る「二百十日」の素材となる 以上はよく知られていることだが、この天草にも来たことがあるという。 それは、私的旅行ではなく、五高の修学旅行の引率としての来島である。 明治29年11月のことだ。 その天草来島を記念して 、「天草来島記念碑」が建てられている。 |
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参考図書 |
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夏目漱石 小泉八雲の 西海路探訪 鶴田文史著 西海文化史研究所刊 1997年2月1日発行 |