天草のキリシタンは、徳川幕府の禁教時代にも「かくれキリシタン」として、ひそかに根強い信仰を続けたが明治に入り禁制が解かれて再び布教が行われました。 仏人ガルニエ神父は、明治18年25歳で宣教師としてこの地を訪れ、昭和16年82歳で亡くなるまでの40数年間布教につとめ、村人からは慈父のように慕われました。 現在の天主堂は神父が私費を投じて、昭和8年完成させたものです。 明治40年、北原白秋等5名のいわゆる「五足の靴」の旅は、天草言葉の巧みなる仏国僧侶に会うのが主な目的とあり、ガルニエ神父に会っています。 熊本県 |
|
||||
ガルニエ神父 | イルミネーション | 吉井勇歌碑 | 天主堂遠景 |