目次 | 2010/06/21up |
小宮地城跡 天草市新和町小宮地
天草の中世には五氏の豪族、すなわち天草五人衆がいたが、それらの支族として宮路氏、長島氏、久玉氏がいた。
長島氏は今の鹿児島県に属する長島を領有していた。長島は薩摩の島津氏が進出するまで天草郡に属していた。
久玉氏は久玉に中世城県指定の城跡があることから、有名である。
さて、宮路(地)氏は、天草氏の一族で、現在の天草市新和町大宮地、小宮地、宮路浦を中心に勢力を持っていた。
宮路氏は、仏教に信心が厚く、来迎寺の住持職を三代に亘って勤めた。
また、大宮地には五輪塔が残されている。