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角山 本渡大江林道コース     福連木コースはこちら

登山口
登山道
金毘羅神社


 本渡牛深国道266号線の枦宇土町長平トンネルを出てすぐ左に折れると、本渡大江林道に入る。数キロ行くと角山の登山口がある。車は3台ぐらいは置けるだろうか。

 登山口にはちょっと古いが立派な案内板(地図)が設置してある。道は登る人が多いとみえ、踏み固められており、歩きやすい。坂にはコンクリートの擬似木で階段を作ってある。両側は杉を植林してある。気温も適当に寒く、木漏れ日が差し込む。登るにつれ、自然林の林となる。樹木が密集していないので、風が通り気持ちいい。

 登山口から約
8分で金毘羅宮に達する。早くも11分で稜線分岐点のに達する。左に行くと頂上、右は下の登山口に行く。つまり、周回コースとなっているのだ。

 ここから頂上までは3分だ。登山口から14分。

 
頂上は木も切り払われ、360度の眺望が得られる。角山は天草下島のほぼ真中に位置しているので、天草下島の全体を眺めることができるのだ。
 もちろん、更に遠くの絶景が開けることはいうまでもない。
 
 帰りは分岐点を右折すると、今来た道だが、真直ぐ進む。道は稜線を進む。両脇は自然林の林なので、稜線といえども眺望はきかない。

 かなり急坂である。こちらの道は階段を作ってない。そのため、滑りやすい。鎖を設置してあるところもある。雨上がりなどはよほど注意して降りる必要があるだろう。できればこちらのコースを登りとしたほうがいいかもしれない。
 
 急坂を降りきると、突然眺望がひらける。杉やヒノキを植林したばかりのところへ出るためだ。ここからは道も広くなる。頂上から約
18分で林道に降りる。下の登山口だ。林道を登る。少し登ると湧き水がある。中年の女性が二人、大量のペットボトルに水を汲んでおられた。商売にでもするのだろうか。
 
 下の登山口から、上の登山口まで
7分。頂上の休憩(滞在)時間を除くと、僅か約40分の山登りだ。冬などは汗をかくひまもない。しかし、展望がいいので、人気があるのだろう。
 構えることもいらないので、ちょっと気分転換に登るには、最高の山である。