天草西海岸海岸  歴史目次 


琉球王使節船漂着 地  天草市河浦町羊角湾

上 羊角湾 下 杉ようかんのイラスト

 1787年、徳川家斉が第十一代将軍となった祝賀のため、琉球王(現沖縄)中山王の使節船が1790(寛政2年)7月11日に琉球を出航し、鹿児島を目指していたが、途中大風に遭い漂流を続けた後、ここ、崎津地区「落度の浜」に漂着したものである。
 
 その際、崎津の住民達が、飲料水、食料等の便宜を計ってくれたので、御礼に現在崎津特産となっている「杉ようかん」の製法を伝授したと言われている。